《特集》Chachara ★ SoftBaitShad | フジ釣具オンラインショップ

パイクもビッグバスもお任せの！

　自由度の高い数多のソフトルアーを国内にご紹介。

今回は懐かしシリーズとしてパイクやビッグバス用に米国を中心に広く活用されていたキックテール型のシャッドChacharaSoftBaitShadをフィーチャーしていきます。

　当時、海外…特に米国では幾種類ものソフトルアーが造られ、淡水域から海水域と広く活用されていました。現在も同様にパイク・ビッグバスからトラウトやコイに、スズキの仲間、ヨーロッパでも同様に多種多様な魚をターゲットに親しまれています。

今回フィーチャーするSoftBaitShadは其の始まりの頃のソフトルアーで、シンプルな本体には様々な工夫が施されています。

　淡水域・海水域で常に捕食それる小魚よりも、やゞ大き目に造られているSoftBaitShadは、重心のバランスを微妙に前方に設定しています。

此れは各地域（州）に合わせた仕掛け方が出来る様に成っていて、特に内陸のフィールドでは仕掛け方も当時（今も変わらず）の定番ジグヘッドに装着した手法で活用されていました。

その後にノーシンカーで自然な動きを発生させる事に注目され、SoftBaitShadも微妙な重心設定の効果とも言える大きなキックテールの振動とナチュラルアクションで、ジグヘッド・ノーシンカーリグでビッグバスが仕留められてきました。

本体の細かなウロコ

厚みのあるキックテール

　微妙な重心を可能にしているのは、当時としては非常に珍しい高ストレッチ性の素材で造られているところで、パイクやウォールアイの激しい動きにも耐える仕様。身切れが少ない素材であるため、表面の細かなウロコやヒレなどの細部にも拘り、リアルなソフトルアーとして先駆け的なモデルの一つに成ります。

　SoftBaitShadのアクションの特徴としては、キックテールの振動及びそれに連動した本体のバイブレーションです。

何故、海外でキックテールタイプソフトルアーが異様に多いかと言うと、元々は小さなシャッドタイプやグラブから派生して現在のフィッシュタイプへと進化している為、基本的な動きはシャッドやグラブの時代から余り変わっていない事を鑑みると、ノーシンカーで活用するのではなく大体がターミナルタックル（リグ）を用いた手法がメインに成っている様です。その為に本体の造りと振動・揺らぎ・応用力に重点を置かれ、良質なソフトルアーとしてハードプラグ依りも丹念に設計されている事が良く判ります。

SoftBaitShadも同様に品質が良く本体そのもののアクションも応用力もハードプラグ以上のモデルなんです。