
個性豊かなジョイントプラグを愉しむ!
フジ釣具で人気が高いハードプラグにジョイントプラグが有ります。
研究熱心なアイディア溢れる海外製から国内で丁寧に造られたジョイントプラグは、フィールドで特別なオーラを放っています。
今回は様々なジョイントプラグに注目してみました。
POINT
01
ジョイント方式を見てみる
ジョイントプラグは色々な方式で繋がれています。
其の繋ぎ方に依って本体の特徴に成るジョイントアクションを変えることが出来るので、様々な種類のジョイント形式・特徴で次々と誕生しています。
先ずは、どんなジョイント形式が有るのかを見ていこうと思います。
■一般的なジョイント方式■

■最新のジョイント方式■

■一般的なジョイント方式
昔からとられる手法で、本体同士をヒートンなどの金具で繋いでいます。
■最新のジョイント方式
米国で多く見掛けていた手法で、現在も特殊な強靭な繊維をジョイントとして採用しています。繋ぐ部分から発生する音が無くノンラトルタイプやコトコトラトルタイプなどのジョイントプラグが誕生していますよ。
■拘りのジョイント方式①■

■拘りのジョイント方式②■

■拘りのジョイント方式①
此方は国内で製作した銀泊仕様のモデルで、専用のパーツでジョイントをしています。
ジョイントプラグは繋いだ部分を起点に左右に交互に動く事が特徴ですが、此方のモデルは前後に伸びる方式を編み出した新しい考えのジョイントプラグです。
■拘りのジョイント方式②
さて、此方も拘りぬいたジョイント方式を採用していますよ。今迄に見てきたジョイントプラグはパーツ(金具)を用いて繋いでおりましたが、此方は本体の構造自体を専用構造にしてのジョイント方式として製作されています。此の方式を採用すると本体の厚みが薄くても、左右に振れる幅が大きく広く成るため小魚特有の" はためき "を出す事に成功しています。
取り上げたジョイントプラグはフジ釣具で扱っているモデルですので、他にも様々なジョイント方式が編み出されていると思いますので目が離せないですね!
POINT
02
本体の形状の違い
私達が良く目にする様に成ったジョイントプラグ。
大まかに分けるとシャッドタイプ(体高が有る)と、ミノータイプ(細く長い)と成ります。海外では国や地域に依っては哺乳類であったり…虫や甲殻類など様々な形状で、多種多様な魚をターゲットに愉しまれています。
■シャッドタイプ

■ミノータイプ

■小動物などを模したタイプ



■異素材で造られたジョイントタイプ



ハードプラグは主にプラスティック製やウッド製であったりしますが、最近ではソフトルアーに代表される様な素材でもジョイントタイプのルアーが次々と誕生しています。ジョイントに依る動きの効果を最大限に活かしたルアーフィッシングが貴方のフィールドで体現する事が出来ます。
POINT
03
ジョイント数を見てみる
前述の様にジョイントプラグには様々な形と其の仕様(水中or水面など)がある事が判りましたので、今度はジョイント数にも注目してみようと思います。
《 シャッドタイプのジョイントプラグ 》
■2-JointType■

■3-JointType■

■4-JointType■

シャッドタイプと一口に表しても様々なジョイント数が有ります。
ジョイントの数に依って其の特徴が変わって動きもそれぞれが異なるところがジョイントプラグならではの楽しみですね。
■5-JointType■

■6-JointType■

シャッド型はラージマウスバスを中心に活躍していましたが、現在ではパイクからパーチ・トラウトへと拡がり、米国やヨーロッパ沿岸部等でも汽水域~海水域で親しまれる様に成り、其の種類は無限に広がっています。
《 ミノータイプのジョイントプラグ 》
■2-JointType■

■3-JointType■

■8-JointType■

ミノー型と言うのは、甲殻類など多種多様な形状が最も多いジョイントプラグに成ります。
本体の総全長に合わせたジョイント数とジョイントの切り替え位置に特徴を見出す特別なモデルが多く楽しみ方が多才に成ります。
■9-JointType■

■13-JointType■

此方の製品は好評のため売り切れました
体高の有るシャッドタイプとスリムなミノータイプは両極にあり、ジョイントプラグの新しい発見と未知の世界を知る切っ掛けにも成りますね。
海外で注目され好評のジョイントプラグの大半は、実在する魚や哺乳類・鳥類が多い事にも驚きと共に新しい風を吹かせています。
POINT
04
ジョイントプラグならではのアクション
国内外の個性豊かなジョイントプラグを見てきましたが、其の個性を活かすアクションを今度は見ていこうかなと思います。今回は日本生まれのジョイントプラグDrunkenShad 3inch.を参考にして見てみようと思いす。
《 参考ドランケンシャッド 3インチ》

ドランケンシャッドはWoodyLandオリジナルのジョイントプラグシリーズに成ります。永い開発期間を経て誕生したモデルで、様々な拘りの仕様で職人技も一手間加えて造りました。
この場合は動画は当時の開発初期に撮影をした初期段階のものです。
ドランケンシャッドの動き出しと沈下の初期初動から沈下率などをフィールド(西湖)でテストしています。業者協議レベルの内容なので内容は地味ですが参考に成れば幸いです
ちょっと判り難い動画を見て頂きました。
ドランケンシャッドは通常のジョイントプラグとは大きく異なりますので、判り易く其の違いを表してみました。
3-ジョイントの本体で構成されているドランケンシャッドは、通常では3インチの長さですが、使用中では4インチに成る摩訶不思議ジョイントシャッドに成ります。
此のためジョイントの効果は大まかに2種類に成り、左右にナチュラルに泳ぐ事に加えて、前後に伸びるアクションが加えられているので、デッドストップさせた際のフォール中もターゲットに喰わせる事を意識して設計をしています。
以上の特徴を踏まえつつ一般的なジョイントプラグのアクションを見ていきます。

此処からは一般的なジョイントプラグとドランケンシャッドの共通した、ジョイントプラグならではのアクションを記していきます。


可成り大まかな分類では有りますが、普段からトップウォータープラグやミノー等々で培ってきたロッドワークテクニックを活かしたアクションが主に成っていますよね。普段から馴染み深いテクニックがジョイントプラグに成ると、其の効果はターゲットに違った影響を与え、楽しみ方や釣り方・ターゲットの喰い方の違いも同時に楽しめますね。
また、リップレスタイプではシンキングタイプが多い事から、表層域から一気にダイブ(フォールさせて沈ませる)させられるので、多面的な狙い方・仮説が可能に成ります。


ジョイントに依る動きは自身のロッドワークで、細く・大きくする事が出来る事に加え、愛用しているロッドの調子に依ってもアクションを変える事が可能です。
因みに、ロッドの調子に依るアクションの違いは、基本的な内容そのままですので、ミディアムライト・ミディアム・ヘビーアクションの違いと、ベイトロッドとスピニングロッドの違いも同時に楽しめますよ!
深度を見てみる
ジョイントプラグにおける深度(最高深度)は其の重量に成ります。
ビッグベイトは異様なまでに重量が重く風体も大きい事で知られていますが、此れはマスキーベイトをベースにされている為です。
此の数年では狙うターゲットが喰い易い風体や重量で造られたジョイントプラグが増え、私達の選択肢がドンドン増えました。
ジョイントプラグに合わせてタックルを選ぶのではなく、自身の狙い方に合わせた選択が出来る様に成りました。
ライトタックルからエキストラヘビーまで様々なタックルで存分に遊べる時代に成りましたね!

駆け足でジョイントプラグの様々な種類をみて参りましたが、如何でしたでしょうか。
本体をジョイントにする事で、独特なアクションを生み出し、色々な魚へアプローチし釣り上げる事が出来る魅力的なルアーです。
また、ターゲットは基本的に設けられていないのも最大の特徴で、此の数年で大小様々なジョイントプラグが発表されていることで、釣り方や狙い方に奥行きが増えています。
ラージマウスバス/スモールマウスバス/イワナ/ニジマス/イトウ/ニゴイ/ナマズ/ライギョ/ブルーギル/コイ/スズキ/イナダ/キビレ/クロダイ/ヒラメ/マゴチ/カサゴ/ソイ等々と、私達に身近な魚を存分に愉しむ事が出来ますよ。
POINT
01
魅力満載のジョイントプラグ
此処からはオンラインショップにて販売をしているジョイントプラグを表してみました。
気に成るジョイントプラグはありますか?
昔に比べてジョイントプラグの種類と楽しみ方が増え、出会える魚の種類と自然と増えまてきました。自身のフィールドで個性的で表現豊かなルアーフィッシングを是非お愉しみ下さい。
フジ釣具
