Ambassadeur4600CA

スウェーデン製の特別仕様のAmbassadeur4600CAがオンラインショップに初登場と成りました。世界で数台を製作し特別仕様の証となる証明もパッケージング。最大の特徴は其のギヤ比とスプール・ブレーキのアスペクト比で米国のバス専用機として数多の歴史を刻み込んでいるモデルです。
⚠️製品の特性上、キャンセルや返品等々を受け付けませんので予めご了承のうえご利用下さい。
スウェーデン製モデルなのでユーザーカードが付属されております。
✱ギヤ比/5.3:1✱ベアリング/1RB/6BB✱ラインキャパシティー/モノフィラメント→12Lb,165m/ブレイデッド→40Lb,125m✱

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説明

待ちに待ったAmbassadeur4600CA入荷して参りました。完全なラージマウスバス専用機として誕生したYoin氏が信頼を寄せるベイトリールです。

BassReel for LargeMouthBass

Ambassadeur4600CAはスペシャルパッケージで到着をして参りました。

パッケージングされているのはAbuGarciaの証明書や保証書に専用のマニュアル・特別な専用パーツが組まれています。

 当時の雰囲気を残しつつ現代のバスフィッシングに合せた内部構造とパーツで組まれ、対ラージマウスバスとして造られたデザインのパーミングカップは様々なロッドアクションとロッドワークに適していると多くのバサーを魅了してきました。

Yoin氏がバスを始めた頃は6000番から始まり小型モデルとして5000番・3000番が登場をし、その内に完全なラージマウスバス専用として4000番が登場し様々な歴史を刻んで現代に至ります。

お店にやってきたAmbassadeur4600CAとYoin氏の5600Cとを並べてみましたがこうやって見ると4600Cはバス専用だと良く判りますね。

 Ambassadeur4600Cの最大の魅力はスプール径や横軸は勿論の事、ラージマウスバスを仕留めるのにジャストなギヤ比に有るかと思います。例えば、幾つかのリーリングスピードでバスの行動に合せ仕留める"シャローランナークランクベイト"や、マルチなルアーアクションで数多のバスが釣り上げられている"シャイナー"も幾つかのリーリングスピードを切り札にしたプラグ。此れらの個性的でヒット率の安定感が抜群のプラグを使い熟せるギヤ比を有するリールとして最注目です。

此処で少し皆さんに注目して頂きたいのはハンドルフレーム長なのですが、ルアーフィッシング特にバスフィッシングに於いて、4600Cのギヤ比とスプールのアスペクト比・ハンドルフレーム長が非常に素晴らしく改めてリールのギヤ比とルアーの挙動を再認識させてくれるバランスです。

其の昔はギヤ比とルアーの挙動をバサーの操作性の向上や補助でカスタマイズとしてハンドルフレーム長を替えていた位なので、そう考えると良いバランスで造られていたんだなと思いました。

Ambassadeur4600CA基本スペック

ギヤ比 5.3:1

真鍮クロームメッキ

高強度真鍮メインギヤ

ベアリング 1RB/6BB

2点式遠心力ブレーキ

ドラグ最大値8kg,

ラインキャパシティ(各種ライン直径表示)

0.235mm→250m / 0.285mm→165m / 0.330mm→125m

使い心地の良さやバスとの対峙での実感をした力強さを再び体現が出来ると期待も充分ですね!

Yoin,Ambassadeur#4000

或る程度の基本スペックや外見が判った所で此処からはWoodyLandのYoin氏に懐かしさ一杯なアンバサダー#4000について聞いてみました。代筆は担当の鈴木ですので宜しくお願い致します!

 Ambassadeur4600Cが登場するまでの経緯は…其れは其れは長く成ってしまうので今回は割愛しますが、兎にも角にも刻を超えて やっとラージマウスバス専用アンバサダーが再登場です。

横軸などの違い

Ambassadeur#4000を手にして実感するのは#5000と大きな違いがあるスプールの口径と横軸の比率です。その比率の違いは一目瞭然同一距離をキャスティングした時のスプールに巻いているラインの減りが全く違います。

当時は5000番から4000番への大きな変動期にあり、メインラインとベイトロッドのセットアップの最高値を模索していのだそうです。又、現在と大きく異なるのはロッドのマテリアルやブランクの巻き方・ラインの特徴などが有り、Yoin氏も米国などから方々探して扱い易くトラブルレスなロッド・ブランクにブレイデッドラインの多くを取り寄せ、ラージマウスバス…ノーチラス級バスを仕留める為の最高値を求めていたんですね。

Ambassadeur#4000,#5000,残量の違い

例えばルアーを50m投げ終わった時のラインの残量にAmbassadeur#5000と#4000とでは格段の差が出ます。

ルアーのキャスティング後、仮に#4000では20mm, #5000は30mmのライン残量に直径が成っていた時の回転数の違いが遠心力ブレーキの効き方…特に終盤のクリープ現象に違いが出てきます。(数メートル伸びますよ)

※「クリープ現象」は建築等々の現象が有りますが、車の方のクリープ現象に近い現象なので表現しています。厳密には引き摺りに注目してみて下さい。

キャスティング時の弾道と伸びの違い

仮にAmbassadeur#4000の1メートルあたりのスプール回転数は 20×3.14=……、Ambassadeur#5000では30×3.14=……。

本当に懐かしいですね、タックルを実際に手にするバサーが育てていくスタイルは今も尚健在ですよ。

この違いが軽量ルアーをキャスティングした時の着水数メートルの終盤に現れてきます。(ヘビールアーでは必要無い)特に向かい風で細いラインでは尚更です。

スプール軸のベアリングの他に、コグホイールに2個とウォームシャフトにも2個ベアリングを内蔵しています。回転の繋がりをスムーズにさせています。スプールベアリングは" EBE CAT OpenBearing "へのカスタマイズが可能です。

確かな精度で造られた本体フレーム

ラインの太さ・ロッドの調子(ロッドアクション)・貴方のキャスティングスタイル、そしてリールのチューニングが適切に行なってあれば、多種多様な3gルアーから20g,のビッグルアーまでリールの調整を其の都度行わなくても其のまま気持ちの良いキャスティングが可能です。

キャスティング可能なルアーですが5000番の時代から既に、ロッドアクション・ロッドレンジとメインライン(ブレイデッドラインとリーダー)のセットアップを確立していた事も有り、現代でいう所の"ライトウエイトルアー"も芦ノ湖や山中湖(懐かしいオカッパリ軍団!)などの富士五湖でバスフィッシングを愉しんでいましたので、4000番が新登場した時の新たなルアーウエイトへの期待度も高かった事が伺えます。当時の米国では活用するルアーの種類・重量は余り自由度が無かった様で、遊べるルアーの種類や其の手法等々をYoin氏が改めて4000番と5000番との違いを明確にし全国に広まった経緯が有ります。

 懐かしい2点式遠心力ブレーキは其の昔にYoin氏がオリンピックに提案をして造らせた4点式遠心力ブレーキ…詰まりUC4600Cと同様にブレーキシステムを変換カスタマイズもお薦め♬

更に云えば、これまで収まらない微調整はメインラインの太さを変える、又はラインの巻取り量を指定より3~4mmほど少なくすると解決します。

此の方式はフジのメンバー全員が行い積極的なルアー変換、ヒット率の高い向かい風にガンガンキャスティングしているのは其の為です。=Bass   Yoin method.

 Ambassadeur4600Cが新しく登場した当時に思いを馳せ、基本的な解釈を織り交ぜてYoin氏にお聞きしましたが如何でしたでしょうか。

ラージマウスバスを仕留める為のベイトリールとして、米国の多くのバサーを唸らせ広く定着した同リールが再び日本のバサーへ向け再登場と成りました。

現代に於いても其の息吹は健在で未だに丹念な手入れをしながらAmbassadeur4600Cを相棒にフィールドへお出掛けのバサーが多くお出でに成ります。

今回の特別企画のAmbassadeur4600CAをぜひお手に取って頂き、新たなバスフィッシングの歴史を刻んで頂ければ幸いです。

BassProShopフジ釣具